炎天の地上花あり百日紅 虚子


c0034473_20524197.jpg


やっとやっと一雨降って

尋常でない暑さが和らぎました。

厳しい暑さでしたね~ 

。(>_<)。


私の好きなお花の一つが

この炎天下のさるすべり。


カンカン照りの昼間、

誰も歩いていない道の両側に

ふわんふわんと腕を伸ばしている

さるすべりの並木道に一人立つと

一瞬タイムワープをしてしまいます。

イギリスの古くてちょっぴり恐いお話の中に。


ウォルター・デ・ラ・メア

イギリスの幻想作家で

R・ブラウニングの従兄弟です。

女の子のお話を集めた短編集

 『アリスの教母さま』

男の子がテーマの 

『アーモンドの木』

どちらも19世紀のイギリスらしく

古いお屋敷の中には謎がたくさん。


アールヌーボー調の橋本治さんの挿絵も

とても神秘的で本の中に吸い込まれます。


お話の中に似たような情景があったのか

それとも、ちょうどこれを読んでいたのが

高校生の真夏時だったからか。

さるすべりを眺めていると

そんなトワイライトゾーンに滑り込みそう。


さりすべりの、特に雨に濡れているお花は

キラキラ繊細なガラス細工のように美しいですよ。

今朝の雨では写真は撮れませんでしたが

次回の雨降りにどうぞご鑑賞ください。


c0034473_21185181.jpg

by jzj02077 | 2007-08-23 21:38 |
<< ホッとサンド サンドグラス >>