冬に向かって


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ぱらり、ぱらり、と乾いた葉が落ちて

茂みの上にこんもりと黄色い雪のように積もるのは

なんとも豊かで美しいですね。

近くの小さな公園の周りは、お掃除好きな方々が多く

朝早くからサッサカかき集めて始終掃除して

しまいます。

もったいな~い、ちょっと待って~

と心の中で叫びながら横を通ります。

木の根や草たちの保温布団になるのにね。

写真はお馴染み野川公園です。



季節が次に移るたびに

ムラムラと読みたくなるお話が

脳の記憶装置にセットされていませんか?

こちらの大草原シリーズもそのひとつ。

150年前の北米生活がリアルに目に浮かびます。


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ジャガイモやカボチャ、木の実を集めて、蓄えたり。

バターやチーズ、ベーコンをつくったり。

毎日毎日、食べ物の準備で大忙しに働いていた様子。


ところが

夏野菜も冬野菜もずらりと隣りどおしに並べられて

真夜中でも何でも手に入る現代。

あたり前になってしまい、

ありがたいな~ なんてちっとも感じていません。

どちらが本当の豊かさかな?


もっと寒くなって、大寒の頃には

こちらのお話を読みます。


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東京の大寒では 

「北米の秋ぐらいの冷え」 かも知れませんね。

あちらでは冬を越せなかった悲劇が沢山あった

ことでしょう。

ここで 「寒い寒い」 なんて言うのは恐縮なんですが

イメージだけでも真冬の厳しさを感じて 

「ありがたみ」 を想い出します。

大草原シリーズは原書と同じガース・ウィリアムスの

挿絵が入っているものがすきです♪

by jzj02077 | 2008-12-04 19:02 |
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